真に実力のある人材の育成に努めます

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 本校は、巌谷小波作詞の校歌1番に詠われているように、西に日本最大の琵琶湖、東に滋賀の最高峰伊吹山を望み、校舎のすぐ南には両者を結ぶ姉川が流れる、美しい自然に恵まれた環境の中にあります。また北には浅井長政の居城のあった小谷山を仰ぎ、古来多くの人々が往来して様々な歴史の刻まれた地に、大正9年(1920年)、旧制県立虎姫中学校として開校しました。以来、本年で創立97年となる湖北の伝統ある進学校として、地域の信頼と支援に応える教育活動を進め、2万人を越える卒業生は国の内外を問わず、様々な分野で活躍されています。  
 本校では「虎姫高校アクションプラン」を作成し、(1) 学力向上、(2) 人間力向上、(3) 進路保障充実、(4) 信頼の向上 を重点項目に置いて教育活動を進めてきました。この3月に「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の第2期5年間の研究指定を受けました。第1期5年間の研究成果を基に、さらに発展させ、理系・文系いずれの生徒にも「探究力」「表現力」「協働力」の3つの力と「主体的な態度」「科学的な態度」という2つの態度を育み、科学技術リテラシーと国際的視野をしっかりと身に付けた科学者・技術者や各界で活躍する人材を育成したいと考えています。
 また、本校がこれまで行ってきた取り組みも一層充実させています。「高大連携講座」では、生徒たちが大阪大学、滋賀医科大学、金沢大学、滋賀県立大学、長浜バイオ大学に出向き、大学での高度な講義や実験を通して、学問のおもしろさを知り、探究型の学びの大切さを理解しています。また「国際バカロレアの導入に向けた調査研究」の指定も受けており、平成29年3月に候補校となりました。獲得した知識をいかに組み合わせ活用するか、また、人にわかりやすく伝えるか、ということに重点を置いたカリキュラム開発に取り組み、平成30年度中に認定校となることを目指します。また、平成22年度に創立90周年の記念事業として各教室に設置していただいた『電子黒板』の機能を用いて、各教科において学んだことを活用し、思考力を高める授業を展開するよう工夫を重ねています。
 このような時代の要請に応じた教育活動の展開の基にあるのが、脈々と受け継がれてきた本校の校風です。校訓は「質実剛健」で、皮相を飾らず、本質を大切にする、堅実でたくましい、真に実力のある人材の育成に努めています。また校歌の3番に「山には独立自尊の容、水には方円自在の力、何れも我等が鑑となして、いそしみ進まん学びの道を」とありますが、「山は独立して自分の尊さを守る姿がある。山のように他人に頼らず、どっしりとした生き方をしよう。」「水は四角や丸い器に入れても自由に形を変える力がある。水のようにあらゆる場面において柔軟で、多様な考えができるように豊かな教養を身につけよう。」という意味です。「独立自尊」、「方円自在」は、「質実剛健」とともに虎高生のあるべき姿を表しており、本校の学習指導、部活動、学校行事のあらゆる面で息づいています。生徒諸君には「文武両道」を求め、勉強と部活動の両面にわたって努力する経験を大切にしてほしいと願っています。運動部、文化部への入部率は高く、近畿大会、全国大会まで進む部も出てきています。また、生徒会活動も活発で、「虎祭」(文化祭、体育祭)は虎高生の青春のパワーが弾ける行事となっています。
 21世紀は、新しい知識、情報、技術が社会のあらゆる分野で飛躍的に重要性を増す、いわゆる「知識基盤社会」であると言われています。「知識基盤社会」は、変化が激しく、常に新しい未知の課題に試行錯誤しながらも対応する力が求められる社会です。我々教職員一同は、チームワークを大切にし、21世紀を力強く生き抜く「真に実力ある人材の育成」に全力で取り組みます。ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成29年4月 校長 三 上 保 彦