滋賀県立虎姫高等学校 滋賀県立虎姫高等学校

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(R07)究理Ⅰディベート大会を行いました。

2025.11.27
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究理Ⅰでは、2学期からトランスサイエンスに関わるテーマについて取り組んできました。
トランスサイエンスは、「科学によって問うことができるが、科学のみで答えを出すことができない領域や分野」を指します。2学期の取組の集大成として、以下の2つのテーマについて学年全体でディベート大会を行いました。

 テーマA 「日本は太陽光発電の設置を推進するべきである」   (11/19実施)
 テーマB 「日本は自動車の完全自動運転を推進するべきである」 (11/26実施)

例としてテーマBの「完全自動運転」については、事故のリスクについて科学的に検証することが可能です。ただし、その事故のリスクをどのように評価するか、完全自動運転による事故の責任の所在をどのように定めるのか、というように科学以外の視点からも考える必要があります。

2学期の取組を通して、数字やデータを根拠として自分たちの主張を行うことについて理解を深めることができていました。また科学的な根拠をもとに、自分たちが意思決定を行っていくことの重要性についても実感することができたのではないでしょうか。
今回の取組で得た学びや気づきを今後の探究活動や授業に活かせるよう期待しています。

以下はディベート大会の様子の一部です。