滋賀県立虎姫高等学校 滋賀県立虎姫高等学校

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究理Ⅰディベート大会を行いました。

2024.11.28
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究理Ⅰでは、2学期からトランスサイエンスに取り組んできました。トランスサイエンスは、「科学によって問うことができるが、科学のみで答えを出すことができない領域や分野」を指します。

今回扱ったテーマの一例として、「新型出生前診断を推進するべきか」について考えてみましょう。新型出生前診断では、胎児の健康状態を科学的に検査することが可能です。ただし、コストの面や診断結果をどの程度参考にするかなど、実際に推進するかどうかについては科学以外の視点から考える必要があります。

また、環境に関わるテーマについては「太陽光発電を推進するべきか」について、取組の過程で理解や考えを深めました。

2学期の取組の集大成として、上記の2つのテーマについてディベート大会を行いました。ディベート大会にむけて準備したことを十分に活かし、自分たちのチームの主張を相手に伝えきることを意識して活動に取り組むことができていました。また、それと同様に相手チームの主張を正確にとらえ、効果的に質問や反論をしていました。

今回のディベート大会を通して、「根拠をもとに」自分たちの主張を、より伝わるように話すことの重要性について理解が深まったのではないでしょうか。今回のディベート大会を通して得た学びや気づきを3学期の取組や、究理Ⅱでの取組に活かせるよう期待しています。

以下はディベート大会の様子です。